こんにちは、めがねリーマン(@megane30s)です!
今回は上司との付き合い方について、嫌われる勇気を読んで考えたことについて紹介します。
「上司と接するのがつらい」
「上司とうまくやっていけていない」
など、上司(や同僚)との関係に悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
なぜ上司との付き合い方について考えようと思ったのか
最初に、なぜ上司との付き合い方について考えようと思ったのかを簡単に紹介します。
私は上司に対して苦手意識を持っており、メンタルダウンの原因の1つと考えています。
具体的には、人前で叱責されたり、私に対する態度が他の人と接する時よりもきつかったりということから、苦手意識がどんどん強くなっていき、メンタルが不安定になりました。
上司との関係性や苦手意識についてはこちらのエントリに書きましたので読んでみてください。↓
休職してからも、
「あのとき、なぜあんなことを言われないといけなかったんだろう」
「上司が怖い」
などと何度も上司について考えてしまい、嫌な気持ちになっていました。
家族やメンタルクリニックの先生からは「今は会社や上司のことは考えないようにした方がいい」と言われ、考えないようにしようとしました。
しかしそれでも、ぐるぐると嫌な記憶を思い出してしまうことが頻繁にあり、
「この感情を何とかしたい」
「今後生きやすくなりたい」
と考えるようになりました。
そこで苦手な上司との関係性を変える学びになればと思い、「嫌われる勇気」をもとに上司との付き合い方について考えてみました。
嫌われる勇気を読んで考えたこと
私は「嫌われる勇気」が好きで、これまで何度も読んできました。
アドラー心理学について、物語調で紹介してくれており、特に人間関係についての考え方をわかりやすく解説してくれています。
私自身も人間関係に悩んだときに読み返すようにしています。
そんな「嫌われる勇気」を読んで、上司との付き合い方について考えてみました。
「上司はそういう人なんだ」と思う
まず、「上司はそういう人なんだ」と思うようにすることです。
「嫌われる勇気」には以下のような文章があります。
要するに、怒りとは出し入れ可能な「道具」なのです。
(中略)
この母親は怒りを抑えきれずに怒鳴っているのではありません。ただ大声で娘を威圧するため、それによって自分の主張を押し通すために、怒りの感情を使っているのです。
上記文章では母親と娘の対話を例にして書かれていますが、上司との関係でも同じであると思います。
上司が私を人前で叱責した際、上司は怒りを抑えきれずに怒鳴ったわけでななく、「私を威圧したい」、「主張を押し通したい」という目的があったのではと考えました。
「威圧したい」、「主張を押し通したい」という目的の裏には、上司からすると、自分が思い通りに動いていなかったからかもしれません。
それでも人によっては叱責するのではなく、いつもと変わらないトーンで話してくれる人もいます。
ですので、上司は自分の思い通りにいかないときに、叱責するという手段をとる人なんだと考えました。
(自分のことを好きではないというのもあると思います…)
このことから、
「この人は思い通りにいかなかったら叱責する人なんだな」
と思うようにしました。
そうすることで、自分を責めるのではなく、上司はそういう人なんだと思うようになれ、客観的に見れるようになることで、少し楽になったように思います。
「自分の課題ではない」と考える
次に、上司から何か嫌味などを言われたときに、言われたことは、「自分の課題ではない」と考えることです。
アドラーは課題を分離して考える必要があると説いており、嫌われる勇気の中では、以下のような文章があります。
つまり、上司がどれだけ理不尽な怒りをぶつけてこようと、それは、「わたし」の課題ではない。理不尽なる感情は上司自身が始末するべき課題である。すり寄る必要もないし、自分を曲げてまで頭を下げる必要はない。
この文章を読み、(自分が自分の仕事を果たしていれば、)自分の行為に対して怒りや嫌味を言ってくることは上司の課題なのだと考えました。
゛上司が言うこと”や、゛自分に対してどんな感情を持つか”は、自分にはコントロールできません。
同じように゛自分がどう考えるか”も上司にはコントロールできません。
ですので、自分の果たす仕事に集中し、上司が言ってくる嫌なことに対しては、「自分の課題ではない」と考えて、距離を置くようにしようと思いました。
(私は「これは自分の課題ではないんだ。」と口に出すようにしています。)
具体的には、上司に言われた嫌なことを思いだすたびに、
「それは上司の課題であって自分の課題ではない」
と思うようにしています。
そうすることで、「上司の課題を自分が考え続けるのは無駄だな」と思え、楽になりました。
そもそも批判する人はいる
最後に「そもそも批判する人はいる」と考えることです。
「嫌われる勇気」には以下のような文章があります。
10人の人がいるとしたら、そのうち1人はどんなことがあってもあなたを批判する。あなたを嫌ってくるし、こちらもその人のことを好きになれない。そして10人のうち2人は互いにすべてを受け入れあえる親友になれる。残りの7人は、どちらでもない人々だ。
この文章を読んで、「10人中1人は自分のことを嫌いなんだ」と思うようにしました。
例えば、同じ職場に10人いれば、1人は苦手な人がいると考えます。
(実際私がいた部署は10人くらいで、その上司だけ苦手でした)
そう考えると、うまくいっている人間関係のなかにあっても、1人くらいは自分のことが嫌いだろうなと思います。
私自身、こう考えることで、「上司のことを苦手だったのは自然のことで、他の人とうまくできているからいいや」と思えて、楽になりました。
学んだこと
ここまで書いてきたように、上司との付き合い方について、「嫌われる勇気」を読んで、以下のように考えようと思いました。
上司が叱責してきたら、
「この人は思い通りにいかなかったら叱責する人なんだな」
と考える
上司に理不尽なこと、嫌なことを言われたら、
「それは上司の課題であって自分の課題ではない」
と考える
そもそも10人中1人は批判する人はいるので、
「上司のことを苦手だったのは自然のことで、他の人とうまくできているからいいや」
と考える
こう考えることで、少しでも気持ちを楽にできるように思います。
参考にした本
こちら参考にした「嫌われる勇気」です。
読み返すたびに学びがあります。
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今回の記事が少しでも参考になればうれしいです!