こんにちは、めがねリーマン(@megane30s)です!
「自分はうつ病になることなんて考えられない」
「自分は休職することはない」
そう思っていませんか?
私もそうでした。
メンタルを病んで休職する人をみても、自分がそうなるとは思っていませんでした。
しかし、自分自身がうつ病になって休職をすることになり、
「こんなときのために準備しておけばよかった…」
と思いました。
今回は休職してしまったときのために、何を準備しておいた方がよいか、について紹介します。
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通えるメンタルクリニックを調べておく
まずは、近所にメンタルクリニックがあるか、実際にメンタルダウンしてしまったら、どこに通うのが良いかを調べておいた方が良いです。
理由として、メンタルを病んでしまうと、何をするのにも億劫になり、なにもする気が起きなかったりするからです。
「どこのメンタルクリニックに行けばよいのか」
その判断だけでもとても難しくなります。
私自身、どこのメンタルクリニックに行けばよいかわからず、結局妻に調べてもらいました。
ですので、メンタルの限界が来る前に、通えるメンタルクリニックを探したほうがいいと思います。
個人的に、メンタルクリニックを探すうえでのおすすめのポイントは以下です。
- 長期的に通える場所にあるか?
・・・メンタルクリニックは短くても1年程度は通うことになります。歩いていける場所だとより良いです。メンタルを病んでしまうと、そもそも外に出ること自体がかなり億劫に感じます。また雨の日は気圧の影響もあっていつもよりメンタルの調子が悪いこともしばしばです…しかし抗うつ薬を飲み始めると薬を急にやめたり抜くことができません。(急にやめてしまうと離脱症状が出てしまい、安定しかかっていたメンタルがまた落ち込んだりということになります…)ですので、雨の日や少し体調が悪いくらいならいけるくらいの距離にあるクリニックに行くことをおすすめします。
- 先生が複数いるか?
・・・正直メンタルクリニックはかなり混みます…
ですので、複数先生がいるクリニックの方が回転が早く、待ち時間が短いのでおすすめです。
またメンタルクリニックは他の病院と比較して、先生との相性も大事です。
相性が悪いとせっかく受診しても「うまく話せない」「もやもやが残る」などということもあります。
しかし複数の先生がいるクリニックだと受付で相談して先生を変えてもらったり、通う曜日を変えるなどで相性のいい先生を探せる可能性があります。
ですので、ぜひ複数の先生がいるクリニックを探してみてください。
- オンラインで予約したり日程の変更ができるか?
・・・つらいときに電話をするのはハードルが高いです。また次回の予約をしていても、それまでに「つらい」という気持ちが強くなり、予約の日まで待てないことがあります。
(私自身そうでした。通い始めのころは毎回予約よりも早めに行きました…)
そんなとき、オンラインで予約を変更ができるとかなり楽です。
(私自身かなり助かりました…)
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会社の休職規定を調べておく
次に会社の休職規定を調べておくことです。
会社ごとに就業規則が定められており、会社によって休職できる期間や給与の支給の有無が異なります。
メンタルが病んでいる状況で、そういった規則を調べるのはきつかったりします。
私自身、メンタルが病んでからは会社のパソコンを開くのすら難しく、落ち着くまでは規定を調べられませんでした。
「メンタルがやばいかも」と思ったら、早めに会社の休職規定を調べておくことをおすすめします。
会社の休職規定について、調べておいた方が良いポイントは以下です。
- どれくらいの期間休職できるか?
・・・会社によってはそもそも休職できなかったり、在籍期間の長さで休職可能期間を設けていたりします。どれくらい休めるかを調べておきましょう。
- 給与などの支払いがあるか?
・・・会社によっては、給与の何割かは支払ってくれたりします。
休職期間中、給与は支払われるか、病気で休める特別休暇(有休)はあるかなどを調べておくとよいです。
- どのように復職するか?
・・・「復帰の何日前までに申請する必要があるか」、「復帰するのにだれと面談するのかなど」が具体的にイメージしておくと安心できます。
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お金を貯めておく
最後にお金を貯めておくことです。
休職してからなんといっても一番の不安はお金です。
「休職している間生活できるだろうか?」
という不安があると、それが原因でさらにメンタルが不安定になります。
私自身、お金の管理は妻にお願いしていたこともあり、いくらあるのかを把握していませんでした。
そのせいもあり、休職してすぐのころは、お金に対する不安も感じてしまい、追い込まれてしまっていました。
メンタルが病む前にどれくらいお金があるかを把握し、どれくらいの期間生活できるかを認識しておくだけで安心できます。
お金についてのポイントは以下です。
- どれくらい生活できるお金があるか?
・・・給与が支払われない場合、傷病手当を申請することになります。
その場合、お金が支給されるまでに1か月以上あると考えておいた方がいいです。
最低でも3か月分、できれば1年間程度は生きていける生活費があると安心です。
- 就業不能保険に入っておく
・・・メンタルで働けなくなったときに支給を受けられる就業不能保険という保険があります。月数百円~で入れるようですので、余裕があれば入るのをおすすめします。
私自身、存在は知っていましたが、「自分が働けなくなるなんてことはないだろう」という風に軽く考えてしまい、検討もしていませんでした…
しかし今思うのは、保険に入っておけばよかったという後悔です…
「誰でもうつ病になりうる」「だれでも働けなくなることがありうる」ということです。
いろいろな会社が保険を出していますので、まずはFPさんに相談するのが良いと思います。
こちらのサイトでも『就業不能保険』の相談ができます。
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早ければ早いほど保険料は安いので、興味がある人はできるだけ早めに検討しておくことをおすすめします。
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今回は休職してからわかった準備しておけばよかったことを紹介しました。
この3点だけです。
- メンタルクリニックを調べておく
- 休職規定を調べておく
- お金を貯めておく
休職すると考えたり、行動するのが本当につらいです。
またお金の心配があると、別の不安を感じてしまいます。
「メンタルで病むなんて自分には関係ない」
などと思わず、
準備しておくようにしてください。
それだけで安心感が違います。
私の経験が参考になればうれしいです。