こんにちは、めがねリーマン(@megane30s)です!
今回はメンタルを病まないために、意識するとよい考え方について、アドラー関連の本で学んだことを紹介します。
紹介するのは、
「みんな違う。それでも、チームで仕事を進めるために大切なこと」
という、
主に会社で働くリーダー層の方向けにアドラーの教えを書かれている本です。
現代の社会で、いろいろな価値観をもつ人がいる中で、リーダーが他のメンバーと接するときに意識した方がよいことを、アドラーの考えに基づいて紹介されています。
また、リーダー層以外の人にとっても人間関係において、心掛けたほうが良い考えや意識の持ち方が紹介されており、参考になる点は多いと思います。
今回は、私がこの本から学んだ、自分を追い込まないために、日常的に大事な考えや意識するとよさそうなことを中心に紹介します。
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本を読んで考えたこと
本を読んで、日常的に使える考え、意識しておきたいことを3点紹介します。
大きな表現で考えすぎない
つらいときやメンタルが弱っている時に、周りに仲間がいないと考えてしまうことがあります。
そんなときに「みんなが敵だ」と考えてしまうと、より一層つらくなってしまい、どんどんメンタルが追い込まれていきます。
そこで単に一部の人が言っていることを「大きな表現で考えすぎない」ことが重要です。
本の中では以下のように書かれています。
「みんな」という言葉でまとめてしまっては現実を見誤ります。
本の中では、「みんな」という言葉以外でも、「全部」や「いつも」といった大げさな表現は気を付けようと説いてくれています。
例えば、私の場合、数名で仕事をしていて、1人に嫌味を言われたり、叱責をされていた状況がありました。
その人に接するのが怖く、びくびくしてしていました。
そして、自分に対して嫌なことを言ってきているのはその人だけなのに、
「他の人もみんなが自分に敵意を持っているのではないだろうか?」
と過度におびえてしまうようになっていました。
しかし、実際はそんなことはありませんでした。
周りの人に相談すると、優しく接してくれ、守ってくれたりもしていました。
ただその時の私は「周りのみんなが怖い」と思ってしまっていました。
今振り返ると、その時に、「周りのみんなが怖い」というように考えず、「一人が嫌なことを言ってきているだけで、周りには仲間がいる」というように考えることができていれば、気持ちが楽になったのではと考えています。
このことから、「みんな」「いつも」「全部」など大きく考えすぎないことが重要だと学びました。
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一般化しすぎない
何か嫌なことを言われたときに、「また嫌なことを言われるんじゃないか」と思ってしまうことがあります。
そんな時に「またされるのではないか?」という風に考えてしまうと、ネガティブな考えが常に付きまとってしまい、どんどんメンタルが追い込まれていきます。
本の中では以下のように書かれています。
一つの例だけをとって、「〇〇すると、いつも〇〇になる」と、すべてのことに当てはめてはいけません。
例えば、私の場合、上司に人前で叱責された後、「また叱責されるのではないか?」と怖くなってしまい、その上司とのミーティングに出るのが怖くなってしまいました。
また「怖い」という感情にとらわれてしまい、正常な考えを持てず、仕事の質も下がっていたように思います。
そしてそのせいで、さらに仕事の質が下がるというネガティブなループに入り込んでしまっていました。
このときに、「また叱責されるのではないか?」と考えるのではなく、「叱責されたのはたまたま上司の機嫌が悪かっただけだから、気にせず次はミスしないように気を付けよう」などと軽く考えていれば、気持ちが楽になったのではないかと考えています。
このことから、いつの嫌な出来事が起こった時に「いつも起こるのでは」と過度に一般化して考えないことが重要だと学びました。
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「~すべき」と考えない
最後に「~すべき」と考えないことです。
本では以下のように書かれています。
こうした「べき」「ねばならない」が強い人は、自分で自分をルールで縛ってしまいます。そしてやりすぎて苦しくなってしまうのです。
例えば、私の場合、メンタルが弱っている中でも、「一回休むと戻れないんじゃないか?だからここは耐えるべき」と考えてしまっていました。
その結果、メンタルが不安定な状況になり、仕事に行けなくなってしまうまで自分を追い込んでしまいました。
このときに「耐えるべき」と考えるのではなく、「休んでもいい。もしこの会社で働けなくなっても他の仕事を探せばいいや」と考えることができていたら、もっと早く休めて、早く回復できたかもしれないと思っています。
このことから、「~すべき」と考えないことが重要だと学びました。
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学んだこと
ここまで紹介した、
大きな表現で考えない
一般化しすぎない
「~すべき」と考えない
嫌なことがあると客観的に考えられず、そうすると、どんどん自分を追い込んでしまいます。
そんなときにこの3点を意識するだけで、楽に考えられるようになると思います。
ぜひ参考にしてみてください。
(参考)紹介した本
こちら紹介した本です
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今回紹介したメンタルを病まないために意識した方がよい考えだけでなく、チームで行動するときに持っておいた方がよい考えやのリーダーとして参考になる考えをアドラーの教えを基に書かれています。
またビジネスの場面を想定して紹介されており、具体的な例も多くて参考にしやすいと思います。
気になった方はぜひ読んでみてください。
こちらの記事が少しでも参考になればうれしいです。