めがねリーマンのメンタル改善日記

『うつ病』を経験し、メンタルを改善するために学んだことを紹介します!

【必見】うつ病になったら知っておこう~休職中の『お金の管理方法』~

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こんにちは、めがねリーマン(@megane30s)です!

 

「休職したらお金が無くて生活できない…」

「お金の不安でさらにメンタルが不安定…」

などと思っている方は多いのではないでしょうか。

 

今回は精神疾患で休職した場合のお金のやりくりについて紹介します。

 

休職して受け取れるお金について知っていただき、さらにやっておくとよいことも紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

★★★

 

やっておくべき手続き

 

傷病手当金の申請

 

まずは傷病手当金の申請です。

 

傷病手当金は病気やけがの療養で働けない人が、働けない期間に支給を受けられるお金です。

(最長で1年半の支給を受けられます)

 

標準報酬月額の約3分の2を受け取れます。

(ざっくりと給与の3分の2程度と考えておけばいいと思います)

 

ただ申請から支給を受けるまで、初回は1か月程度、2回目以降は2週間程度はかかります。

 

まずは傷病手当金として、給与の3分の2は受け取れることを知っておくだけでも安心できると思います。

 

支給条件などの詳細については各健保のHPを確認してみてください。

 

厚労省の情報はこちらです👇

 

<参考>厚生労働省保険局 傷病手当金について

https://www.mhlw.go.jp/content/12401000/000619554.pdf

 

 

この傷病手当金について1点注意しておいてほしいのが、

 

病院や薬局の領収書をとっておくことです。

 

領収書がないと、支給が遅れたり、確認が入ったりするようです。

 

私自身これを知らず、領収書を捨ててしまっており、再発行するのに数千円かかりました…

 

自立支援医療制度の申請

次に自立支援医療制度(精神通院医療)です。

 

これは精神疾患にかかり、継続的に通院が必要な場合に申請ができる支援制度です。

 

申請することで、通常は保険適用で3割負担の医療費(通院や薬局での費用)が原則1割負担で受けられます。

 

申請する際、病院で診断書を出してもらう必要があり、かつ役所に行って申請手続きが必要で少し労力はかかりますが、それでも申請した方がいいと思います。

 

というのも、精神疾患にかかると、通院の頻度が多く、長期間通院する必要する場合が多いからです。

 

私自身、うつ病になり、2週に一回通院し、毎回処方箋も出るため、毎回数千円、月に1万円以上はかかっています。

 

また抗うつ薬を飲み始めると、症状が改善したとしてもすぐに薬をやめることはできません。

(私の場合、メンタルクリニックで最低でも1年程度は通う必要があると説明を受けました。)

 

1回の負担は少なくても、長期間かかることを考えると、大きな負担になりますので、精神疾患と診断された場合は、主治医の先生に相談して、早めに申請することをおすすめします。

 

<参考>厚生労働省 自立支援医療

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/shougaishahukushi/jiritsu/index.html

 

★★★

 

やっておくとよいこと

 

次にお金の不安をなくすためにやっておいた方がよいことを支出と節約について紹介します。

 

支出を把握する

 

まずは、毎月の最低限の支出金額を把握しておくことです。

 

休職すると、家で寝ているばかりというイメージかもしれませんが、精神疾患の場合は、症状に波があることが多いです。

 

症状が軽く、「おいしいものが食べたい」と思ったときに、好きなものを食べられるだけでも気持ちが上がります。

(逆にお金の不安があると、ちょっとしたことでも躊躇してしまいます…)

 

また症状が良くなってくると、読書したり、動画を見たり、外食をしたり、活動範囲が広がります。

 

そのときに、毎月最低限必要なお金を把握しておけば、いくらお金を使えるかがわかり、楽しみにお金を使えます。

 

では最低限必要なお金とは何か?

 

私の場合は、毎月かかる固定費を計算して把握しました。

(家賃、光熱費、ネット料金、携帯料金などです)

 

私自身も休職したとき、「生活できないんじゃないか」という不安がありました。

 

しかし毎月の固定費を計算してからは、毎月使えるお金がわかり、少額ではありますが趣味にお金を使えるようになり、精神的負担が軽くなりました。

 

★★★

 

次に家計簿をつけることです。

 

家計簿をつけることで、以下のようなメリットがあります。

 

  • 今いくらお金があるのかがわかって安心できる
  • いくら使えるかがわかって買い物できる
  • 「節約しよう!」という気持ちになれる
  • お金の管理の勉強になる

 

今は家計簿のアプリがたくさん出ています。

 

気に入ったものを探して、まずははじめてみてください。

 

私もスマホの無料アプリで家計簿をつけるようにしています。

 

ただ1点注意なのですが、

 

家計簿をつけるとき、完璧主義にならない方がいいです。

 

完璧につけようとすると、一回忘れただけで、やる気がなくなりやめてしまいます。

(私自身何回かありました…)

 

完璧でなくても、できるだけつけるようにすることが続けるためのコツです。

 

★★★

 

節約する

 

最後にやっておいたほうがよい節約について紹介します。

 

まずはサブスクリプションサービスの整理です。

 

今現在ネット上のサービスを複数利用されている方が多いのではないでしょうか。

 

「とりあえず申し込んでいる」サービスなどがある人もいると思います。

 

「今本当に必要か?」を考え、必要なサブスクだけを残すことをおすすめします。

(整理してみると、今使っていないもの以外でも、「体調がよくなってからまた契約すればいい」といったサービスもあります!)

 

1つのサービスは数百円だったとしても、休職で収入が減った場合には負担になります。

 

私の場合は、いくつかのサービスを停止することで、月に数千円の余裕ができました。

 

サブスクを見直すだけでも使えるお金が増えて安心につながります。

 

ぜひ整理してみてください。

 

★★★

 

最後に、家に売れるものはないかを探して整理することです。

 

すでにやっている人もいるかもしれませんが、メルカリなどのサービスを利用して使わなくなった物を売るだけで、いくらかのお金になります。

 

そのように、家に売れるものはないかを探して整理することで、以下のようなメリットがあります。

 

  • お金になって生活費が増える(メルカリなどで売れたとき)
  • 断捨離できて気持ちがすっきりする
  • 購入者とのやりとりなどで社会とのつながりを感じられる
  • 売れて発送するときに外に出ることになり気晴らしになる
  • お金を稼ぐ勉強になる

 

などなど、いろいろなメリットがあります。

 

この機会に、家にあるものを見直してみることをおすすめします。

 

★★★

 

今回は休職中に受け取れるお金や支援制度、やっておくとよいことを紹介しました。

 

休職すると、お金について不安に思うことも多いと思います。

 

今回の記事が少しでも参考になればうれしいです。