めがねリーマンのメンタル改善日記

『うつ病』を経験し、メンタルを改善するために学んだことを紹介します!

【学ぼう】『うつ病』を理解する~うつにならずにメンタルを守る方法~

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こんにちは、めがねリーマン(@megane30s)です!

 

みなさんは『うつ病』について知っていますか?

 

「メンタルの病気だよね」

「心が弱い人がなるんでしょ」

「気の持ちようじゃないの」

「私には関係ない」

 

などなど

 

人それぞれ捉え方はあると思います。

 

しかし、うつ病はだれでもなる可能性がある病気です。

 

そして、一回なるとなかなか治らず、長く付き合っていく必要があります。

 

もし自分がうつ病になったとして、

「うつ病を理解しておらず、私には関係ない」と思っている人と、

「うつ病を理解していて、適切に接してくれる」人がいるとしたら、

どちらがうれしいですか?

 

私はうつ病を理解してくれている人が周りにいてくれた方がうれしいし、一緒にいたいと思います。

 

今回はうつ病について調べたこと、考えたことを紹介します。

 

ぜひ今回の記事を読んで、うつ病についての理解を深めていただき、うつ病にならないようにするとともに、周りにいるかもしれないうつ病の人に優しく接してほしいと思います。

 

 

うつ病って何?

 

うつ病は過度のストレスなどにより、脳の働きが低下し、不安や悲しみを日常的に感じてしまい、眠れなくなったり、食欲がなくなったりする病気です。

 

さらに好きだったものにも興味がなくなったり、仕事に集中できなくなったりと、日常生活が難しくなります。

 

身体的な病気と異なり、外からはわかりにくく、自分自身でも気づきにくいのが特徴です。

 

そして一度なってしまうと風邪などのようにすぐに治りません。

 

★★★

 

どのくらいの人がなるの?

では、うつ病の人はどのくらいいるのでしょうか?

 

厚生労働省の調査によると約100万人が通院しているようです。

詳しくはこちらを参照ください。

👇

https://www.mhlw.go.jp/content/12200000/000940708.pdf

(厚生労働省 精神疾患を有する総患者数の推移 ) 

 

つまり通院している人だけでも日本の人口の1%。

100人に1人はうつ病で病院に通っているのです。

 

(厚生労働省 「精神疾患を有する総患者数の推移」をもとに作成 )

 

そしてその数は年々増えています。

(日本の人口は減少していますので、割合も増えていっています…)

 

100人に1人でも多いと思いますが、実際にはもっといるといわれています。

 

なぜならうつ病は周りや本人に気付きにくく、また、メンタルがつらいと感じてもメンタルクリニックに行くことに抵抗を感じてしまう人が多いからです。

 

実際、うつ病患者の53%がメンタルクリニックに受診するのに抵抗を持っているという調査結果もあります。

👇

iyakutsushinsha.com

 

実際、いくつかの医療関係の情報をみてみると、大体200~300万人いると推計されています。

 

そうなると日本の人口の約2.5%。

例えば40人のクラスに1人はうつ病の人がいる計算になります。

 

そう考えると、うつ病がかなり身近に感じられませんか?

 

こういうことからうつ病はだれがなってもおかしくない病気だといえると思います。

 

どういう人がなりやすいの?

 

ではどういう人がうつ病になりやすいのでしょうか?

 

  • いつでも真面目に考えてしまう
  • なんでも完璧にこなさないと気が済まない
  • いつも周りの人に気を使ってしまう
  • 嫌なことでも断れない
  • うまく休めない(メリハリをつけるのが苦手)
  • ものごとに執着してしまう

などなど

 

まじめで繊細な人、責任感が強い人などがうつ病にかかりやすいと言えそうです。

 

さらに社会情勢や身を置いている環境にも大きく左右されるようです。

昇進のタイミングで責任感が増えたときや子供ができて育児と仕事どちらも忙しくなった時など…

 

現代の社会において、ずっと同じように生きていけることはありません。

仕事のストレスが急に大きくなったり、環境が変わってなじめなかったり。

 

そういうことはだれでもありえます。

 

つまり、どんな人でもなる可能性があると考えておいた方がよいのではないでしょうか。

 

治るの?

 

ではうつ病は治るのでしょうか?

 

治ります!

(きっと治ると信じています!)

 

しかし、風邪などと違い、薬を飲んでおけばすぐよくなるような病気ではありません。

 

治るまでは治療を受けて、大体半年~数年かかることが多いようです。

 

治療期間は症状の強さによりますが、薬を飲んだり、カウンセリングを受けたり、ストレスのもととなる環境を調整するなどして、治すことができます。

 

ただ、うつ病の怖いところが『再発』する可能性が高いことです。

 

うつ病の再発の割合は60%と言われています。

(そして再発した人はさらに再発の可能性が高くなります…)

 

つまり、うつ病は治るけれど、再発の可能性が高い病気だと考えられます。

 

どうすれば予防できるの?

 

ではどうすればうつ病を予防できるのでしょうか?

 

それは心を健全な状態に保つことです。

 

つまりメンタルを病まないようにすることです。

 

そのためにはセロトニンを増やすことが大事。

 

メンタルを病まないようにするためのコツはこちらのエントリに書きましたので、参考にしてみてください☆

👇

meganeriman.com

 

 

また、「メンタルがきついな」「ストレスたまっていてつらいな」と思ったらすぐにメンタルクリニックに相談してください。

 

先ほど紹介したように、多くの人がメンタルクリニックに行くことに抵抗感を持っています。

 

しかし、メンタルクリニックに行くことよりもうつ病になることの方が断然つらいです。

 

うつ病は早めに治療すれば、それだけ早く治ります。

 

何年も苦しい思いをするよりも、怖がらずに早めにメンタルクリニックに相談に行きましょう!

 

気を付けてほしいこと

 

最後に気を付けてほしいことを3点紹介します。

 

自分を大事にする

まずなにより、自分を大事にしてください。

 

うつ病になったらつらいです…

(私自身かなりつらい思いをしています…)

 

職場や今の環境に違和感があったり、ストレスを感じたら早めに逃げたり、信頼できる人に相談しましょう。

(SNSで発信するのでもいいと思います。)

 

嫌な気持ちやストレスをため込まないこと。

 

それを約束してください。

 

周りの人を大事にする

先ほど、クラスに1人はうつ病の人がいる可能性があることを紹介しました。

 

普段接している人、隣にいる人がうつ病で苦しんでいる可能性があります。

 

うつ病になりやすい人は繊細だったり、まじめだったりして、周りの人に話せない人も多いです。

 

「あの人上司から嫌味を言われて嫌な思いをしてそうだな」

「いつもつらそうだな」

そういう人がいたら、話を聞いてあげてください。

 

話しができなくても優しくしてあげてください。

 

それだけで気持ちが救われる人がいます。

 

うつ病は身近な病気だと覚えておく

最後に、うつ病を身近な病気だと覚えておいてください。

 

いつ自分がなるかもしれないし、身近な人がなるかわかりません。

 

うつ病になる人は増えていますが、まだまだ社会的には少なく、理解されていません。

 

「うつ病になったら社会復帰は難しい」

「うつ病の人を雇うのは厳しい」

などという声も多く、

 

まだまだ受け入れられていないと感じます。

 

ですので、

 

まずは、「うつ病は身近な病気で自分もかかるかもしれない」

そう知ってくれている人が少しでも増えてくれるだけで、社会が変わっていくきっかけになると思います。

 

うつ病の人にとって住みやすい社会になれるといいなと思っています。

 

今回の記事が少しでも参考になればうれしいです!